hip hopの文化は、1960年代後半から1970年代のアメリカのニューヨークにおいて、アフロ・アメリカンやヒスパニック系のコミュニティによって行われていたブロックパーティーから生まれました。文化から派生したサンプリングや打ち込みを中心としたバックトラックの上で、MCが韻を踏んでいく音楽形態をhiphopと一般に呼ばれようですが、本来はヒップホップ・ミュージックあるいはラップ・ミュージックと呼ぶのが正しいようです。
フィットネスにおいては、HIPHOP=ブラックミュージツクで踊るダンスとして考えられているようです。
HIPHOPとは、黒人文化そのものをさす言葉です。
その文化とは、音楽・・・具体的にはラップなどを使った音楽です。
これも1960年代から種々な変化をしてきています。舞踊・・・いわゆるダンスです。
黒人はダンスを習うほど豊かではなかったので、ストリートダンスが主でした。絵画・・・グラフイカルアートといい、壁などにスプし-で絵を描きます。
DJ・・・クラブDJのルーツで、レコードを回すことです。
スクラッチなどの技術が生まれました。
どれか一つがHIPHOPというのではなく、これら全てがHIPHOPです。
また、言葉に含まれる意味としては、「自分だけの」「オリジナルの」といったことが含まれているようです。
1970年代にロックダンスは誕生しました。
名前のロックの意味は鍵です。激しい動きから突然静止しポーズを取る(=ロックする)スタイルです。ミュージックの内容とマッチした振りでのダンスは、手の動きがメインとなり、一つ一つの動きがロックするような形の連続性です。アメリカ人のドン・キャンベルがロックダンスを考案したので、キャンベルロックとも呼ばれています。
1969年、L.A.で、ドン・キャンベルは当時流行していたダンス(Funky Chicken)を上手く踊ることができませんでした。そして、その代わりにロックスタイルが生まれました。また、ロックダンスの代表的な動きのポイントは、ドン・キャンベルが観客から笑われ、その観客に指をさしたのが始まりです。このことからもわかるように、ロックダンスには何気ない動きを取り入れた物が多いです。1970年代に入ってから、ドン・キャンベルはオリジナル・ロッカーズというダンスチームを結成しました。オリジナル・ロッカーズを一躍有名にしたのは「Saturday Night Live」に出演し、TV番組「ソウルトレイン」に起用されたことからです。ロックダンスの主な動きは、・PACING(ペイシング)・STOP & GO(ストップ・アンド・ゴー)・SCOOBY DOO(スクービー・ドゥー)・SKEETER RABBIT(スキーター・ラビット)・POINT(ポイント)・THE LOCK(ロック)・WHICH WAY(ウィッチ・ウェイ)・KICK WALK(キック・ウォーク)・CLAP(クラップ)・SHUFFLE(シャッフル)(「CROSS HAND(クロスハンド)」とも呼ばれます)